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鳶職と左官の仕事の違いは何?

2020/06/21
「鳶職」と「左官」ってどう違うの?と聞かれることがあります。
同じように見えるかもしれませんが、違います。
皆さんは違いが分かりますか?
そこで、今回は「鳶職」と「左官」の違いについてご紹介します。

▼鳶職の仕事とは?

鳶職は高所で作業する仕事で、「天空を駆け抜ける職人」と言われています。
仕事現場は3種類があります。

■足場
建設現場で足場を仮設置し工事終了後に解体する

■鉄骨
大規模な鉄筋・鉄骨建築現場にてクレーンで釣り上げた鉄骨を高所で組み立てる

■重量
建設現場で大型機械や工作物などの重量物をクレーンで搬入・設置・解体する

▼左官の仕事とは?

左官業は建築物の壁づくりを行う仕事です。
主な仕事は以下の2種類です。

■塗り壁
材料を調合しコテを使用し、下塗り・中塗り・仕上げ塗などを行う。
技術・知識・美的センスの他に経験と腕で美しく仕上げられるようになります。
「塗り天井」を作ることは究極のキャリアが必要とされます。

■タイル貼り
建物によっては塗り壁だけでなくタイル・レンガ・ブロック・コンクリートで仕上げることもある。高い精度が求められるので繊細な技術力が必要。

▼どんな人に向いてる?

■鳶職
高所作業が多いので高所恐怖症でないことが大切です。
もちろん、体力と根性も必要です。
図面を見ながら建築物の仕上がりをイメージしながら仕事を進める創造力や素早い判断力も求められます。

■左官
繊細さと根性が求められる仕事なので、仕上がりをはっきりとイメージしながらデリケートな作業を積み重ねられる人が向いています。
繊細な技術を身につけることが好きな人、芸術の域まで腕を磨くことが好きな人はぴったりです。
▼鳶職と左官の仕事の違い

鳶職と左官の仕事の違いは大きく分けると、高所で作業するか、壁づくりをするかです。
両方とも共通することは、体力や根性が必要な事と、「職人」であることです。
経験や技術力はもちろん、イメージ力・創造力・センスが問われるすごい仕事なんです。
今、注目されている「手に職をもつ」仕事に携わってみませんか?