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安全帯とは?安全帯の種類と選び方も紹介します!
2021/08/03
安全帯とは、建設工事などでの高いところの作業を行う際に、作業者を墜落から防止する保護具です。
みなさんも、電柱などで作業している人が装着しているのを見たことがあるのではないでしょうか?
ここでは、安全帯の種類や選び方をご紹介します。
▼安全帯の種類
安全帯には「胴ベルト型」と「フルハーネス型」の2種類があります。
■「胴ベルト型」
安全帯に体を預け、両手で自由な作業を行えるように作られた安全帯です。
胴ベルト型安全帯はランヤード(命綱)を接続する重要部です。
日本で最も普及しているタイプですが、墜落時に内臓を損傷したり、角度によってはすり抜けの恐れがあることから2019年2月からフルハーネス型安全帯の着用が義務化となりました。但し、6.75m以下であれば使用は可能です。
■「フルハーネス型」
肩や腿、胸などの複数のベルトで構成され、これによって体が安全帯から抜け出すことや胸部・腹部を過大に圧迫するリスクと低減します。
2019年2月1日よりこのフルハーネス型安全帯が義務化となりました。
▼ランヤードの種類で選ぶ
ランヤードとは胴綱の事で安全帯の命綱になる大切な部分です。
主に「ロープ式」と「ストラップ式」に分かれています。
■「ストラップ型」
ナイロン繊維を使用しており、ストラップが伸びるのが特徴。
落下した際に衝撃をやわらげる効果があります。
又、ストラップ式には巻き取り機能がついた商品が多く販売されています。
■「ロープ型」
ひと昔前まではロープ型が主流でしたが、ロープが障害物に引っ掛かりやすいといったデメリットがあるので注意が必要です。
滑りにくく強度の強い三つ打ちロープと柔らかくて扱いやすい八つ打ちロープのどちらかが使われています。
▼腿ベルトの種類で選ぶ
腿ベルトには「V字型」と「水平型」の2種類あり、着け心地や強度が異なります。
■「V字型」
腿の付け根がV字になるように装着するもので骨盤をしっかり固定出来ますが、構造上、着け心地に窮屈感が出てしまいます。
■「水平型」
水平に装着するので束縛感・窮屈感が少なく動きやすいのですが、支持する箇所が少ないので落下時にベルトがずり上がってしまう危険性があります。
▼作業内容で選ぶ
胴ベルトには「1本吊り専用」と「U字吊り専用」のタイプがあり、作業内容により用途が異なります。
■「1本吊り専用」
1本のロープで体を支え落下や墜落を防ぐタイプ。シンプル構造で使いやすさも抜群ですが安定感にかけるので作業には注意が必要です。
■「U字吊り専用」
柱上安全帯とも呼ばれ、体を預けながら使用できるのが特徴。足場の悪い現場に最適です。
▼まとめ
安全帯とは人の命を守ってくれる物です。
ここまで安全帯の特徴や選び方をご紹介してきました。
もし、安全帯を選ぶ際は自分にぴったりな商品を見つけてくださいね。
みなさんも、電柱などで作業している人が装着しているのを見たことがあるのではないでしょうか?
ここでは、安全帯の種類や選び方をご紹介します。
▼安全帯の種類
安全帯には「胴ベルト型」と「フルハーネス型」の2種類があります。
■「胴ベルト型」
安全帯に体を預け、両手で自由な作業を行えるように作られた安全帯です。
胴ベルト型安全帯はランヤード(命綱)を接続する重要部です。
日本で最も普及しているタイプですが、墜落時に内臓を損傷したり、角度によってはすり抜けの恐れがあることから2019年2月からフルハーネス型安全帯の着用が義務化となりました。但し、6.75m以下であれば使用は可能です。
■「フルハーネス型」
肩や腿、胸などの複数のベルトで構成され、これによって体が安全帯から抜け出すことや胸部・腹部を過大に圧迫するリスクと低減します。
2019年2月1日よりこのフルハーネス型安全帯が義務化となりました。
▼ランヤードの種類で選ぶ
ランヤードとは胴綱の事で安全帯の命綱になる大切な部分です。
主に「ロープ式」と「ストラップ式」に分かれています。
■「ストラップ型」
ナイロン繊維を使用しており、ストラップが伸びるのが特徴。
落下した際に衝撃をやわらげる効果があります。
又、ストラップ式には巻き取り機能がついた商品が多く販売されています。
■「ロープ型」
ひと昔前まではロープ型が主流でしたが、ロープが障害物に引っ掛かりやすいといったデメリットがあるので注意が必要です。
滑りにくく強度の強い三つ打ちロープと柔らかくて扱いやすい八つ打ちロープのどちらかが使われています。
▼腿ベルトの種類で選ぶ
腿ベルトには「V字型」と「水平型」の2種類あり、着け心地や強度が異なります。
■「V字型」
腿の付け根がV字になるように装着するもので骨盤をしっかり固定出来ますが、構造上、着け心地に窮屈感が出てしまいます。
■「水平型」
水平に装着するので束縛感・窮屈感が少なく動きやすいのですが、支持する箇所が少ないので落下時にベルトがずり上がってしまう危険性があります。
▼作業内容で選ぶ
胴ベルトには「1本吊り専用」と「U字吊り専用」のタイプがあり、作業内容により用途が異なります。
■「1本吊り専用」
1本のロープで体を支え落下や墜落を防ぐタイプ。シンプル構造で使いやすさも抜群ですが安定感にかけるので作業には注意が必要です。
■「U字吊り専用」
柱上安全帯とも呼ばれ、体を預けながら使用できるのが特徴。足場の悪い現場に最適です。
▼まとめ
安全帯とは人の命を守ってくれる物です。
ここまで安全帯の特徴や選び方をご紹介してきました。
もし、安全帯を選ぶ際は自分にぴったりな商品を見つけてくださいね。